季雲芝さんと息子のサイモン・ジャンさん。2012年撮影(提供者:サイモン・ジャン氏)

法輪功迫害報告「食道は切り開かれていた…」 米議員、中国共産党を非難

中国共産党による残忍な法輪功迫害は今も続いている。3月21日、信仰を貫いた季雲芝さんが獄中死した。リック・スコット米上院議員は、数々の拷問手段を用いて季さんを死に追いやった中国共産党を痛烈に批判する声明を発表した。

法輪功情報サイト「明慧ネット」によると、季さん(66歳)は中国内モンゴル自治区の赤峰市バイリン左旗の収容所に収容された、48日後に死亡したという。息子で米国在住のサイモン・ジャンさんは季さんが拘束された際、「母は意志が強い。決して(中国共産党に)屈することはない」と大紀元に語っていた。

スコット氏は29日付の声明で、「この悲劇に心を痛めている」と哀悼の意を表した。「中国共産党による法輪功学習者への残酷な迫害はあまりにも長く続いている。新たな犠牲者は中国共産党の圧制的な権威主義体制に直面してもなお、自分の信念を貫いた無実の女性だ」と非難した。

▶ 続きを読む
関連記事
米上院が「法輪功および強制臓器収奪被害者保護法案」を可決した。超党派の上下両院議員が声明を発表し、中国での強制臓器収奪をめぐる人権侵害の責任追及や制裁の必要性を訴えた
中国共産党による臓器収奪をめぐり、米上院が制裁を科す法案を全会一致で可決。成立すれば関与者への制裁も。中国における臓器収奪と同法案について知っておくべきこと
米上院はこのほど、中国共産党政権による臓器の強制摘出に関与・加担した人物に制裁を科す「法輪功および臓器収奪の被害者のための保護法案」を全会一致で可決。海外人権派弁護士連盟の責任者は、「法輪功を迫害している中共の当局者らに対して、大きな抑止力になる」との見方を示した
失踪から30年のパンチェン・ラマや重刑に直面する黄之鋒、黎智英らを取り上げ、中国共産党による香港・チベットでの弾圧を告発。指導者を奪われ沈黙を強いられる世代の実態と、国際社会が記憶し続ける意義を問う
米議会公聴会で法輪功の広報担当者が証言。中国共産党が米国内で展開する暴力、脅迫、世論工作などの国境を越えた弾圧を告発し、その手口はやがて他の集団や米国の主権にも向けられる危険な常套手段であると警告した