岸防衛相、旧来の固定的な考えからの脱却を強調 「何が足りないか議論していく」
ロシアのウクライナ侵攻が続くなか、防衛力強化加速会議が3日に開催され、国際情勢と今後の重点施策について議論が行われた。岸信夫防衛相は、旧来の固定的な考えから脱却し、世界から遅れを取ることがないよう議論していく考えを示した。
「我々は、今、第二次世界大戦後の国際秩序を根底から揺るがす事態に直面している」。岸信夫防衛相は3日に開催された防衛力強化加速会議で現状に対する危機感を示した。日本国の防衛の責任を持つ防衛省は起こった現実を真正面から受け止めなければならず、「国民の命と平和な暮らしを守り抜き、日本の存立を全うすることは、国として最も重要な責務」であると強調した。
防衛力強化加速会議について、鬼木誠副大臣は「アツかった!」と自身のブログでその様子を綴った。「この国際情勢下で日本をいかにして守るか?」をめぐって、統合幕僚長や陸海空の幕僚長、事務次官、装備庁、大臣・副大臣・政務官がそれぞれ自分の考えを熱く述べたという。
関連記事
中東情勢の緊迫化と中国の石油買い占めによるエネルギー危機が迫る中、高市首相はアジアの供給網を強靭化する新枠組み「パワー・アジア」を発表した。医療物資確保など日本経済防衛の要となる施策を解説
【経営幹部必読】中国等を念頭に置いた国家主体の技術窃盗リスクが急増する今、技術流出対策は現場任せにできない「最重要の経営課題」だ。経産省「技術流出対策ガイダンス」第2版を紐解き、経営トップが主導すべき全社的な防衛策を解説する
日本とポーランドの関係が新たなフェーズへ。「包括的・戦略的パートナーシップ」への格上げと、Xで明かされた両首脳の知られざる舞台裏
日本とポーランドが共同声明で台湾海峡の平和と安定の重要性を改めて確認したことを受け、中華民国外交部は15日、日本とポーランドが共同声明の形で台湾海峡情勢への重視を示したのは今回が初めてだと表明した。
片山さつき財務相とベッセント米財務長官は15日、ワシントンで会談し、中東情勢を背景とした原油や為替市場の動向について連絡を緊密化することで一致した