両目のすぐ上にある灰色の斑点が眉毛がつぶれたように見えることから、「ミセス・アイブロウ」(眉毛婦人)というニックネームを持つイングリッシュ・ブルドッグは、いつも悲しげな顔をしています。 しかし飼い主は「とても愉快な犬」と言っています。 そのユニークな人間臭い表情の写真がSNSで話題を集めています。
(悲しげなミセス・アイブロウの写真はこちらから)
ドイツ北部で夫と2匹の犬と暮らす飼い主のジャニナさんは、 この現在4歳になるイングリッシュ・ブルドッグを子犬の頃から飼っているそうです。彼女はエポックタイムズの取材に「普段はテアと呼んでいるの」と言いました。
このユニークな眉毛は生まれつきのものでジャニナさんは生まれた数日後にはもうあったと言っています。
そして家に来る人が皆、テアを見ては驚き、テアは「ミセス・アイブロウ」と呼ばれるようになりました。
ジャニナさんは、インスタグラムのアカウントを作り、その後、別のソーシャルメディアのアカウントも作りました。そうしてテアは13万1千人以上のフォロワーを持つネットで人気者となりました。
2018年、ある雑誌はテアを「最も悲しげな犬」「不機嫌な犬」と称しました。
ジャニナ夫妻はSNSでテアの面白い写真や動画を投稿していました。 ある動画では、テアがぬいぐるみの横に一人寂しげに座り、「主人が寝室のドアを閉める」 というコメントが添えられていたり、別の写真では、マシュマロを散りばめた2つのドーナツを悲しげに見つめるテアに「日曜日にしかお菓子を食べないと決めたのに、今日は土曜日だと気づく」 というキャプションが添えられています。
犬の顔や感情は人間にとって読み取りやすいなどと言っている学者もいますが 「ミセス・アイブロウ」の場合は、そのコミカルな姿がとにかくたまらないのです。いつも悲しそうな顔をしているテアですが、飼い主からは「かわいくて面白い、ちょっと番犬のようなところもある」と言われています。
(翻訳・井田千景)
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