米、人口の98%が屋内マスク着用不要に 感染減少で
[ワシントン 10日 ロイター] – 米疾病対策センター(CDC)は10日、新型コロナウイルスの感染率が十分に低く屋内でのマスク着用が不要な地域に暮らす人が全人口の98%になったと明らかにした。
CDCは2月25日、屋内のマスク着用に関する指針を大幅に緩和。感染レベルが低いまたは中程度に分類された地域では屋内でのマスク着用は不要とした。先月時点で、全米の郡の約70%、人口の72%がマスク着用不要対象に該当したと発表した。
先週時点では、郡の85.4%、人口の93%がマスク不要対象と発表。最新では郡の94%、人口の98%がマスク着用不要となり、感染の一段の減少が示された。
一方、政府はこの日、CDCの勧告に基づき、航空機や鉄道などでのマスク義務を4月18日まで1カ月延長することを決めた。
首都ワシントンや感染が低いまたは中程度の地域では、連邦政府施設内でのマスク着用義務が撤廃されている。
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