3月10日、米疾病対策センター(CDC)(写真)は、新型コロナウイルスの感染率が十分に低く屋内でのマスク着用が不要な地域に暮らす人が全人口の98%になったと明らかにした。2014年9月撮影(2022年 ロイター/Tami Chappell)
3月10日、米疾病対策センター(CDC)(写真)は、新型コロナウイルスの感染率が十分に低く屋内でのマスク着用が不要な地域に暮らす人が全人口の98%になったと明らかにした。2014年9月撮影(2022年 ロイター/Tami Chappell)

米、人口の98%が屋内マスク着用不要に 感染減少で

[ワシントン 10日 ロイター] – 米疾病対策センター(CDC)は10日、新型コロナウイルスの感染率が十分に低く屋内でのマスク着用が不要な地域に暮らす人が全人口の98%になったと明らかにした。

CDCは2月25日、屋内のマスク着用に関する指針を大幅に緩和。感染レベルが低いまたは中程度に分類された地域では屋内でのマスク着用は不要とした。先月時点で、全米の郡の約70%、人口の72%がマスク着用不要対象に該当したと発表した。

先週時点では、郡の85.4%、人口の93%がマスク不要対象と発表。最新では郡の94%、人口の98%がマスク着用不要となり、感染の一段の減少が示された。

一方、政府はこの日、CDCの勧告に基づき、航空機や鉄道などでのマスク義務を4月18日まで1カ月延長することを決めた。

首都ワシントンや感染が低いまたは中程度の地域では、連邦政府施設内でのマスク着用義務が撤廃されている。

関連記事
中国国内の特筆すべき情況として、現在感染症が猛威を振るい、安徽省や上海、瀋陽など多くの地域で病院と葬儀場が混んでいる。亡くなった人の多くは中高年で、若者も含まれている。しかし、こうした情況の中、当局は感染状況を隠蔽し続けている。
米国立アレルギー感染症研究所など自然界で発生したとしていたCOVID-19の発生の起源について今回、CIAが武漢実験室から漏洩した可能性を支持する立場を示した。
最近、中国ではインフルエンザウイルスやヒトメタニューモウイルスなど複数のウイルスが流行し、病院は患者で溢れている
最近、中共当局は、インフルエンザなどの複数の病気が同時に流行し、多くの地域で三級甲等病院が満員だと発表した。しかし、多くの市民は新型コロナウイルスの新しい株が出現したのではないかと疑問を抱いている。
アメリカ議会下院特別委員会は新型コロナの最終報告書を発表。中国の責任や対策の教訓を指摘している