最も健康的で、最も過小評価されているスーパーフードは何でしょう?それはオーツ麦です。栄養士や医者に聞けば、もっとオーツ麦を食べたほうがいいと言うでしょう。オーツ麦は入手しやすく、安価で保存もきき、栄養価の高いものです。
オートミールは、甘くても香ばしくても、温かくても冷たくてもいいんです。例えばオートミールにドライフルーツを添え、牛乳や豆乳、アーモンドミルクなどを注いで一晩浸しておくオーバーナイトオーツなどもよいでしょう。シナモンやナッツバター、ベリーを添えたり、卵をトッピングしたりと、様々な食べ方ができます。また、オーツ麦を焼いてバーにしたり、オリジナルのグラノーラを作ったりすることもできます。
登録栄養士のカーラ・ハブストリット氏は、どのように食べても、以下のような健康効果が得られると言います。
1.消化器系の健康
オーツ麦は食物繊維の宝庫で、健康的な消化器官を維持するのに役立ちます。水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方を含み、食物繊維の摂取量を増やす最も簡単な方法の一つです
2.心臓の健康
低飽和脂肪・低コレステロール食の場合、オーツ麦から水溶性食物繊維を3g摂取すると、血中コレステロールが低下し、心臓病のリスクを低減することができるそうです。
クエーカー社のオールドファッションオートミールには約2gの水溶性食物繊維が含まれているので、シリアルやヨーグルトのトッピングなど、毎日少しずつ取り入れると、心臓血管系にとてもよい効果が期待できます。
3.満腹感
オーツ麦は満腹感が得られ、しかも長く続きます。ホールグレイン(全粒穀物)と呼ばれ、一日のうちいつでも、温かい食事、冷たい食事、甘い食事、塩辛い食事に加えることができます。果物、野菜、乳製品、植物性・動物性タンパク源など、他の栄養豊富な食品と組み合わせ、食生活全体の質を向上させることも容易にできます。
また、オーツ麦はとても腹持ちが良いので、食べた20分後に甘いものを求めて自動販売機に行くようなこともなくなるでしょう。
著者について:「Real Simple」誌は、日常生活におけるスマートで現実的な解決策を提供することを専門としています。
この記事は「Real Simple」誌に掲載されたもので、「The Epoch Times」の許可を得て転載しています。
(翻訳・里見雨禾)
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