中国警察、海外メディア特派員の私邸訪ね…報道内容を「指図」
中国の国会に当たる全国人民代表大会(全人代)会期中、北京駐在のスペイン大手新聞社ABCの特派員が警察官の家宅訪問を受け、報道内容の指図を受けていたことがわかった。警察の行為は「脅迫だ」と特派員はツイートした。ボイス・オブ・アメリカ(VOA)16日付が報じた。
VOAによると8日、ABCのハイメ・サンティルソ記者の北京の自宅に警察官3人が訪ね、報道内容について「指示」した。当時、不在だった同氏の代わりに妻が対応したが「悪いニュースだけでなく良いニュースも含めて、バランスのとれた(全人代の)報道をするように」と要求したという。
とても「親切」に接してきたが「その核心は脅迫だ」とサンティルソ氏は語る。「ジャーナリストの記事内容に影響を与えるという明確な目的で警察官が私邸に踏み込んだ。決して一般的な行為ではない」とツイートした。
関連記事
顔も声も本人そっくり。でも、実はAIが作った偽物。中国で有名人になりすます商品販売が横行し、約4000アカウントが処分された。偽動画は30秒わずか約1800円から制作可能?
「妻」にされた女性の13年間。ようやく家族と再会した彼女は、実の父親に向かって「この変態じじい!」と叫んだ。繰り返された性暴力の末、彼女の心に何が残されたのか
授業中、顔を上げている学生は何%? 前列に座っているのは何人? 教師の発言までAIで分析対象に。中国の名門・南京大学の「AI監視教室」が物議
中国で配車運転手が急増する一方、肝心の客は減少。景気低迷で仕事を求める人が殺到し、運転手同士の競争が激化している。失業者の受け皿だった配車業界で、今何が起きているのか
言葉が出てこない、頼まれたことをすぐ忘れる。ついには自宅の階数まで思い出せず。中国で、1日のスマホ時間が10時間を超える25歳女性が「デジタル認知症」?