米議会超党派委、中国の人権侵害と条約不履行は「国際秩序への挑戦」
米国の中国問題に関する超党派の連邦議会・行政府委員会(CECC)は3月31日、中国の人権と法治状況に関する2021年の年次報告書を公表した。
年次報告書は、CECCは過去1年間、新疆ウイグル自治区での大虐殺と香港の民主化運動への弾圧のほかに「中国政府が憲法を含む国内法や、国際的な人権基準への違反について検証してきた」と明らかにした。
同委員会の共同委員長を務めるジェフ・マークリー上院議員(民主党)は声明の中で、「中国国民のニーズを満たし、中国国内および世界における基本的な権利を尊重することに関して、中国の統治モデルに限界があると報告書は警告した」と述べた。
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