キーウ近郊の民間人殺害を非難、毅然と対応=日ポーランド外相会談
[東京 4日 ロイター] – 林芳正外相は4日、訪問先のポーランドで同国のラウ外相と会談し、ウクライナのキーウ(キエフ)近郊で多数の民間人の遺体が見つかったことについて「民間人の殺害は断じて許されず、厳しく非難する」と語った。また、今回のロシアのウクライナ侵攻について、国際社会が一致結束して毅然と対応することが重要だという点で一致したという。
ポーランド外相との共同発表の席で林外相は「今回の侵略については日本としても無関係でいられない」と指摘。自由で開かれた国際秩序を守るため、戦略的パートナーのポーランドと引き続き連携していく方針を示した。
さらに、日本からの支援について、ウクライナ、ポーランドを含む周辺国への1億ドルの緊急人道支援に加え、保健、医療、食料、避難民の保護などで追加で1億ドルの緊急人道支援を行っていくと語った。
避難民についても、可能な限り受け入れていく考えを示した。
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