不法移民バスを首都ワシントンへ テキサス州、バイデン政権の移民政策に対抗
中共ウイルス(新型コロナ)の感染拡大防止を理由に米国への不法移民を即時送還する法的措置「タイトル42」が来月廃止される。これに抗議して、メキシコと国境を接するテキサス州のアボット知事は、入国手続きを終えた越境者をバスで首都ワシントンに送るという奇策を講じた。
アボット氏は6日、同計画を発表した。タイトル42の廃止で毎月数十万人が国境地域に押し寄せると推計され、薬物問題などの犯罪増加を懸念する同氏は、声明のなかで「政府が国境の危機に目をつぶり続けるなか、テキサス州は市民の安全を守る」義務があると述べた。
こうしたなか、移民を乗せた最初のバスが13日、ワシントンに到着した。キューバやベネズエラ、コロンビアからの移民が大半と占めていたという。慈善団体カトリックチャリティーズも支援のため待ち受けていた。
関連記事
ミネソタ州でのICE捜査官による射殺事件を巡り、ヴァンス副大統領はメディアの報道を「無責任な恥辱」と激しく批判。正当防衛を主張するトランプ政権と、州独自の調査を求める民主党知事らが真っ向から対立
米ミネアポリスでICE捜査官による射殺事件が発生し、緊張が走っている。現場では抗議デモが法執行機関との物理的衝突に発展。ヴァンス副大統領は「国内テロ行為」への正当防衛を主張し、州知事は冷静な対応を求めている
トランプ政権は7日、未加工で栄養価の高い食品を重視する新たな食事ガイドラインを公表。たんぱく質や全脂肪乳製品の摂取を勧める一方、加工食品や添加糖、アルコールの制限を求め、学校給食や軍など幅広い制度に影響する
トランプ大統領は就任直後から教育省の解体やDEI(多様性・公平性・包摂)慣行の廃止、学校選択の自由化を断行。数千億ドルの予算削減を目指す一方、大学への制裁や訴訟も相次ぐ。激動する全米教育改革の全貌
ケネディ長官は、医師による患者のワクチン接種状況の報告義務を撤廃した。「政府が接種を強要すべきではない」と主張し、今後は安全性や副作用の説明、信教上の免除を重視する新たな指標の導入を検討していく