都市封鎖の上海、「物資豊富」の報道相次ぐ「市民の怒りの火に油注ぐ」
ロックダウンに踏み切って3週間以上が経過した上海では、食料不足に苦しむ市民らがSNSなどを通じてSOSを次々と投稿している。いっぽう、中国の官製メディアは、上海市民が満ち足りた生活を送っている映像を流し、批判を招いている。
中国の中央テレビ(CCTV)が16日に放映した「スーパーで買い物する上海人」の複数のニュースシーンに、同じ女性が繰り返し登場していた。ネット上では「あの女性は雇い役者ではないか」と疑問視する声が上がり、波紋を呼んでいる。
ロックダウン開始後、2500万人の上海市民は一歩も外出できず、スーパーも営業を中止している。
関連記事
【大紀元4月16日】(大紀元記者・趙子法)それは、4月16日午前8時に始まった。上海市の中心、人民広場と黄浦江で、数百人が警察の誘導のもと大声で「日貨排斥」「教科書改竄(ざん)抗議」などのスローガンを
【大紀元日本7月22日】北京市朝陽区の東四環付近の露店でダンボール紙と豚肉の脂身で作った肉まんが販売されていると報道されてから、中国国内で大きな反響を及んだだけではなく、海外でも大いに報道された。ま
米大手総合情報サービス会社、ブルームバーグはある研究を引用しながら、中国政府が世論操作のためにSNSに投稿させている「やらせ書き込み」は、年間で4億8800万件に上ると発表した。
カナダのバンクーバーで1月20日、銀行詐欺の罪に問われている中国通信機器・華為技術(ファーウェイ)副会長兼財務最高責任者(CFO)孟晩舟被告の裁判が行われた。裁判所前では、複数の若い白人女性が被告の支持を示すメッセージボードを掲げていた。後に一人の女性が、金銭を受け取る偽装の抗議活動であることを現地メディアに告白した。女性は、華為技術に関する裁判事情を一切知らなかったという。
厳しい外出制限が続く中国・上海市の呉清副市長は19日の記者会見で、「感染状況が複雑であるため、PCR検査の手配 […]