4月26日、欧州疾病予防管理センター(ECDC)は世界で急増している原因不明の子どもの重症急性肝炎について、これまでに少なくとも12カ国で約190人の患者が報告されたと発表した。写真は1月27日、米カリフォルニア州の病院で撮影(2022年 ロイター/Shannon Stapleton)

原因不明の子どもの急性肝炎、世界の患者約190人に=ECDC

[26日 ロイター] – 欧州疾病予防管理センター(ECDC)は26日、世界で急増している原因不明の子どもの重症急性肝炎について、これまでに少なくとも12カ国で約190人の患者が報告されたと発表した。

小児急性肝炎の症例は今月、英国で最初に報告され、10歳以下の子どもを中心に111人の患者が確認された。欧州連合(EU)や欧州経済領域では約40人の患者が確認され、米国とイスラエルでも症例が報告されている。

世界保健機関(WHO)によると、これまでに1人が死亡し、肝移植を必要とするケースは17人という。

▶ 続きを読む
関連記事
物議を醸している英ロンドンにある中共の「メガ大使館」計画が、3度目の延期となった。イギリス政府は12月2日、この計画の審査期限を来年1月20日まで延長すると発表し、国家安全保障上の懸念が一段と高まっていることを理由に挙げた
中国共産党が世界的な規模で拡張を続ける野心と、それに伴う国際安全保障上の脅威が懸念される中、多くの国々が戦略の見直しを加速させている
中国欧州連合商工会議所(EU商工会議所・中国)が1日に発表した調査で、中国共産党政権による輸出規制が欧州企業の調達戦略に影響を与え、中国依存からの分散を進める動きを促していることがわかった。影響はサプライチェーンや納期、収益にも及んでいるという
これはウクライナ戦争終結を目的とする28項目の草案に対する、ロシア指導者として初めての公式な反応である。
EU(欧州連合)のステファン・セジョルネ高官が最近、警告を発した。中国共産党(中共)が世界のレアアース供給をほ […]