仏ストラスブールにある欧州議会本部前にはためく欧州連合(EU)加盟国の国旗 (Photo by PATRICK HERTZOG/AFP via Getty Images)

欧州議会、中国政府の強制的な臓器摘出を非難する決議を採択

欧州議会は中国政府が行っている強制的な臓器摘出について「深刻な懸念」を表明し、加盟国がこの虐待を公に非難することを求める決議を採択した。

採択後の5月5日、欧州議会は「中国の囚人、特に法輪功学習者に対する持続的・組織的・非人道的な臓器狩りが国家公認の形で行われているという報告について、深刻な懸念を表明する」という声明を発表した。「生きている死刑囚や良心の囚人から臓器を摘出する行為は、人道に対する罪に相当する」という議員たちの考えが表明された。

数か月間かけて迫害経験者の証言や医学専門家らの意見を検証した独立委員会である中国民衆法廷は2019年、「中国政権は長年にわたり、臓器移植のために良心の囚人の相当数を殺害してきた。現在でも繰り返されている行為は、人道に対する罪に相当し、被害者の多くは拘束された法輪功学習者である」と明らかにした。

▶ 続きを読む
関連記事
英語版大紀元の上級編集者で番組司会者のヤン・イェキエレク氏が近著『注文に合わせた殺人』を出版した。著書は、中共が組織的に臓器収奪を行ってきたとする疑惑の構造や背景を詳述し、米政界関係者の間でも議論を呼んでいる
新刊『オンデマンドの殺人』の内容を紹介。中国で10年間に3度の肝移植を受けた女性の事例を引き合いに、中共による組織的な強制臓器収奪の実態を暴露。わずか2週間でドナーが現れる異常な移植システムの闇に迫る
新著『オンデマンドの処刑』を通じ、中国共産党による臓器収奪の戦慄の実態を暴く。法輪功やウイグル人を標的とした国家規模の巨大産業、指導層の長寿計画「981工程」に迫る衝撃のインタビュー
中国での臓器収奪疑惑を追ったドキュメンタリー映画「国家の臓器」の上映会を1月22日、東京・台湾文化センターで開いた。会場では北村晴男参院議員や台北駐日経済文化代表処の李逸洋代表が登壇し、深刻な人権侵害の実態と国際社会の責任について訴えた
中国の「臓器収奪」と「オーダーメイドの殺人」。中国での臓器移植における待機期間の異常な短さと、公式データ上の移植件数と提供数の乖離から指摘される「臓器収奪」の実態を報じる