米連邦取引委員会(FTC)は3日に公表した報告書で、2021年以降4万6000人以上が暗号資産関連の詐欺に遭い、10億ドル以上を失ったと明らかにした。写真は暗号資産のイメージ。2018年2月撮影(2022年 ロイター/Dado Ruvic)

暗号資産の詐欺被害額、2021年以降10億ドル以上=米当局

[3日 ロイター] – 米連邦取引委員会(FTC)は3日に公表した報告書で、2021年以降4万6000人以上が暗号資産関連の詐欺に遭い、10億ドル以上を失ったと明らかにした。

仮想通貨の詐欺被害を報告した半数近くが、ソーシャルメディア上の広告や投稿がきっかけになったという。

仮想通貨のビットコインの価格は昨年11月、過去最高の6万9000ドルを記録した。

報告書は、ソーシャルメディアと暗号資産が詐欺の手口とした使われやすい組み合わせだと指摘。仮想通貨詐欺による被害額中、5億7500万ドルが「偽りの投資機会」に関するものだったと説明した。

個人の被害額の平均は2600ドルで、詐欺被害に遭った時支払いに使用した仮想通貨は、ビットコイン、テザーイーサの順で多かったという。

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