6月6日、国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は、北朝鮮の北西部・寧辺(写真)で、主要な核関連施設の拡張作業が進んでいると明らかにした。5月撮影。マクサー・テクノロジーズ提供(2022年 ロイター)

北朝鮮、寧辺核施設の拡張作業が進展=IAEA

[ウィーン 6日 ロイター] – 国際原子力機関(IAEA)グロッシ事務局長は6日、北朝鮮の北西部・寧辺で、主要な核関連施設の拡張作業が進んでいると明らかにした。

IAEA理事会に提出した文書で「遠心分離濃縮施設とされる建物の別棟に屋根が設置され、外部が完成した」と指摘した。

「軽水炉の付近では2021年4月から建設中だった新棟が完成し、隣接する2棟の建設が始まったことを確認した」とした。

関連記事
韓国憲法裁判所が尹錫悦大統領の弾劾審査を開始。与党内で少なくとも12名が賛成、党首韓東勲が辞職を発表。裁判所は証拠調査や公開弁論の準備を進め、最大6ヶ月で結論が出る。
尹錫悦韓国大統領が戒厳令の必要性を弁明。国家の安全を保護する措置として戒厳令を正当化し、全ての政治的責任を受け入れ、最終的には国民と共に戦うと誓った。
内乱容疑などで捜査を受けている尹錫悦大統領は、出国禁止措置となった。大統領は在任中に刑事上の訴追を受けないが、内乱または外患罪は例外となる。
尹錫悦大統領が戒厳令を発令し6時間で撤回。弾劾手続きが進む中、韓国政局は混乱し、東アジア地政学に影響を与える可能性がある。親中派の勢力と中共の浸透防止が焦点となり、トランプ再登板が情勢に影響するとの指摘も。
韓国の尹大統領は、非常戒厳を宣布する理由に「北朝鮮の共産主義勢力の脅威」を挙げた。この共産主義勢力の脅威とは、何なのか。実は北朝鮮だけではなく、中国共産党も韓国政治に深く浸透している。