国会閉会後の記者会見に出席する岸田文雄首相 (Photo by YOSHIKAZU TSUNO / POOL / AFP) (Photo by YOSHIKAZU TSUNO/POOL/AFP via Getty Images)

岸田首相、NATO首脳会合への参加を表明 日本首相で初

岸田文雄首相は15日、国会閉会後の記者会見で、日本の首相として初めてNATO(北大西洋条約機構)の首脳会議に出席すると発表した。首脳会議は現地時間6月29日から30日にかけてスペインのマドリードで開催される。

NATOは共産主義国の脅威に対処するため、米国や西欧諸国によって1949年に結成された軍事同盟。岸田首相は会見で「欧州とインド太平洋の安全保障は不可分だ。力による一方的な現状変更は世界のどこであれ認められないと訴えていく」と述べた。

ロシアによるウクライナ侵攻以降、中露爆撃機による共同飛行や北朝鮮のミサイル発射など、日本を取り巻く安全保障環境は緊張感を増している。首相は「防衛力の抜本的強化を含め、日米同盟を新たな高みに引き上げながら、自由で開かれたインド太平洋を、志を同じくする国と作っていく」と強調した。

▶ 続きを読む
関連記事
外務省の中村仁威欧州局長は14日、ロシアのニコライ・ノズドレフ駐日大使を外務省に呼び出し、ロシア連邦保安庁(FSB)によるサハリン州での日本人拘束と、中国黒竜江省の政府関係者らによる北方領土・択捉島への訪問について申し入れを行った
茂木外相は、中国代表団による北方領土・択捉島への訪問をめぐり、「決して受け入れられない」と強調。北方領土は日本固有の領土との立場を示し、中ロ両国に政府の立場を伝え、適切な対応を求めた
片山さつき財務大臣は13日会見で世界銀行とIMFの合同開発委員会の次期議長に指名され、日本が培ってきた開発政策や経済政策、国際金融政策の経験と知見を生かし、国際社会が直面する開発課題の解決に向けた議論を主導する意欲を示した。
日本と台湾は最近、政治、経済・貿易、安全保障分野の交流を引き続き深化させ、協力の範囲を半導体、人工知能から無人機技術や供給網の構築へと広げている。
沖縄に駐留する米海兵隊員が、地元の女性を殺害した疑いが持たれている。マルコ・ルビオ米国務長官は10月10日、茂木敏充外相と電話会談し、事件について「心からの哀悼の意」を表明した。日米双方が十分な意思疎通を保ち、捜査に全面的に協力することを約束した