中国共産党はブロックチェーン技術に興味を示す理由とは。イメージ図 (Photo by Sean Gallup/Getty Images)

「雲」をかすめ取る独裁者 中共が「ブロックチェーン」に目を向ける理由

中国共産党は仮想通貨、特にビットコインを嫌っている。同様に北京のエリートたちはNFT(非同質化トークン)にも否定的だ。しかし、ビットコインやNFTを支える重要な技術「ブロックチェーン」について、中国共産党は強い興味を示している。

2019年、習近平氏はブロックチェーンについて熱く語った。「(革命的な技術がもたらした)チャンスをつかめ」と、全国のビジネスマンやITプロフェッショナルたちに呼びかけた。 習近平氏は、ブロックチェーンの出現は「核心的技術の自主的な革新における重要な突破」を意味すると述べた。核心的な技術として、ブロックチェーンの発展を加速させる必要があると強調した。

ブロックチェーンにはいくつものタイプがあるが、ここで注目すべきは、パブリック型ブロックチェーンとプライベート型ブロックチェーンの2つだ。パブリック型ブロックチェーンは取引の参加に許可を必要とせず、管理者がいない分散管理となっている。プライベート型ブロックチェーンは承認を受けた管理者によって運営され、限定されたユーザーのみが参加できる。

▶ 続きを読む
関連記事
米海兵隊は韓国で、FPV攻撃ドローン「アーチャー」の実弾訓練を初めて実施した。低コストで精密な打撃を担うドローンを前線部隊に広げ、太平洋地域での抑止力強化を目指す動きとみられる
「日本の真の独立を目指す有識者会議」(ECAJTI)は8日、東京都渋谷区の東京体育館で第3回講演会を開いた。演 […]
70年続いた日中の経済的相互依存に変化の兆し。レアアース輸出制限、台湾情勢、防衛費増額など、日本が進める「戦略的自律」への動きを詳しく解説する
前任者のやり方をすぐに覆す? 『論語』の言葉から、権力を得たときに人が陥る罠と、真のリーダーに求められる「徳」の正体を紐解きます。真の変革を起こすための、時代を超えた教訓がここに
ウクライナ侵攻の前、ロシアは独自の論理を積み上げていた。筆者は、中共も現在台湾をめぐる主張を強めており、新法に潜む警告を直視すべきだと語る