中国・上海市、集団検査再び実施 住民の大部分対象
[上海 5日 ロイター] – 中国・上海市は5日、2500万人の住民の大部分を対象に新型コロナウイルスの集団検査を新たに2回実施すると発表した。カラオケ店に関連した感染者を追跡する必要があるとした。
市政府の発表によると、市内16地区のうち9地区の全住民を対象に、5─7日の3日間に2回検査を実施する。別の3地区の一部住民も検査を受ける必要がある。
カラオケ店に関連した複数の感染者が今週見つかり、複数地区の住民がこの店を利用していたことが判明したという。
検査期間中、対象地区の住民は外出の際に過去2日間に受けた検査結果を提示することが求められる。
上海が4日に報告した新規感染者は8人で、うち7人が隔離地域で確認された。
一方、北西部の西安市はオミクロン変異株の派生型「BA.5.2」が広がる中、18人の新規感染を報告。各種娯楽施設の営業やレストランでの飲食、大規模イベントを6日から7日間停止すると発表した。
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