異例の熱波に見舞われている欧州と同様、米国でも20日、国内の幅広い地域が猛暑に襲われ、当局は最高気温を更新する可能性があると注意を呼び掛けている。ニューヨークで撮影(2022年 ロイター/Brendan McDermid)

米でも熱波、幅広い地域で最高気温更新の可能性 約1億人に影響も

[ボストン 20日 ロイター] – 異例の熱波に見舞われている欧州と同様、米国でも20日、国内の幅広い地域が猛暑に襲われ、当局は最高気温を更新する可能性があると注意を呼びかけている。

米国立気象局(NWS)は、国内最大の人口を抱える東部ニューヨーク市から南西部ラスベガスにかけ気温が38度を超えて上昇し、約1億人が影響を受ける可能性があると警告。屋内にとどまり、水分を十分に補給し脱水症状などに気を付けるよう注意を促した。

南部テキサス州ダラスでは44度を超えることが見込まれているほか、ルイジアナ州やアーカーンソー州でも最高気温を記録する見通し。

北東部のニューイングランド地域では20日午前の段階で、冷房などのための電力消費を背景に、時間当たりの二酸化炭素排出量が急増しているという。

欧州では異例の熱波の影響で、仏南西部のワイン産地ジロンドでは過去30年余りで最大の山火事が猛威を振るい、英国では19日に観測史上最高気温を記録して列車が一部運休するといった事態になっている。

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