中国共産党の脅威、イデオロギーではなく「台湾の生存を脅かすもの」=駐米台湾代表
米国議員からなる対中政策グループ「チャイナ・タスクフォース」は20日、首都ワシントンで、駐米台湾代表(大使に相当)の蕭美琴(ショウ・ビキン)氏を迎え台湾防衛について円卓会議を行った。政治や軍事の面で台湾に脅威を与える中国共産党は「台湾の生存を脅かしている」と蕭氏は述べた。
2020年に結成したチャイナ・タスクフォースは、中国共産党による「悪質なグローバル活動」に対抗するための政策を提言する下院共和党議員主導のグループ。台湾が中国軍の侵略に対抗できるだけの武器の早期提供や、環太平洋合同訓練(RIMPAC)のような国際軍事演習への台湾軍の参加、台湾の国際組織での発言権の強化、米台相互の商業・貿易関係の強化を掲げている。
同メンバーで下院少数派院内総務のケビン・マッカーシー議員は、民主主義的な政治と社会を備え、半導体などの技術力を有する台湾を支援することは「米国の正しい選択であり国益につながる」と主張。グループの対中政策を超党派で支持するよう呼びかけた。
関連記事
中共が台湾包囲の大規模演習を実施中。トランプ大統領は「習近平は一線を越えない」と冷静に語り、過去の演習より小規模と指摘。台湾国防部は監視映像を公開し警戒態勢を強調
中共東部戦区が12月29日、台湾周辺で大規模軍事演習「正義使命-2025」を開始。海空封鎖・実弾射撃を実施し、強硬発言を連発。専門家は日米支持への反発と国内危機逸らしと分析、結果的に逆効果と指摘
トランプ氏が台湾保証実施法に署名。米国は台湾への軍事・経済支援を法で明文化し、米台の戦略的結び付きが一段と強化。米国世論も台湾駐留を強く支持
米上院は「台湾保証実施法案」を可決し、国務省へ米台間の交流制限撤廃の検討を要請。米台関係の深化を鮮明にした
イギリス防相は2025年7月、台湾有事の際にイギリスが同盟国とともに戦う準備があると表明。イギリス空母も合同演習へ参加し連携を強化する姿勢を示した。