8月25日、米カリフォルニア州大気資源委員会(CARB)は、州内で2035年までにガソリン車の新車販売を禁止する規制の採用を決定した。米サンフランシスコで24日撮影(2022年 ロイター/Carlos Barria)

米カリフォルニア州、35年までにガソリン車の新車販売禁止へ

[25日 ロイター] – 米カリフォルニア州大気資源委員会(CARB)は25日、州内で2035年までにガソリン車の新車販売を禁止する規制の採用を決定した。

温室効果ガスを排出しない車の販売を段階的に拡大する。規制は、電気自動車(EV)やプラグリンハイブリッド車など「ゼロエミッション車」と位置付けられた車両が新車販売に占める割合を26年までに35%に増やすことを義務付ける。30年までにこの割合を68%、35年までに100%に引き上げる。

CARBによると、ガソリン車の新車販売は30年までに290万台、35年までに950万台減少する見通し。

CARBのランドルフ委員長は「カリフォルニア州やパートナー州、そして世界にとって歴史的な瞬間だ」と強調した。

カリフォルニア州のニューサム知事は20年9月、温室効果ガス排出削減に向けてこの計画を公表した。環境保護庁が承認すれば正式に導入が決まる。

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