9月13日、松野博一官房長官は午後の会見で、岸田文雄首相が国連総会に出席する方向で調整していると明らかにした。写真は岸田首相。独ガルミッシュ・パルテンキルヘンで6月26日に代表撮影(2022年 ロイター/Lukas Barth)

岸田首相、国連総会出席の方向で調整=松野官房長官

[東京 13日 ロイター] – 松野博一官房長官は13日午後の会見で、岸田文雄首相が国連総会に出席する方向で調整していると明らかにした。日本の首相がニューヨークの国連本部を訪れて総会に出席するのは3年ぶりとなる。

総会出席の際に日米、日韓などの首脳会議が開催されるのかとの質問が出たが、松野官房長官によると「具体的な日程は何ら決まっていない」という。

岸田首相が出席する意義として、ウクライナを含む現在の国際情勢、国連安保理改革などの機能強化、核軍縮をはじめとする諸課題について「わが国の考えを積極的に発信し、国連の役割を強調するとともに、各国との連携を確認する有意義な機会になると考えている」と語った。

また、岸田首相はすでに全ての核実験を禁じる包括的核実験禁止条約(CTBT)の発効を目指し国連総会に合わせて初の首脳級会合を主催する方針を明らかにしているが、松野長官によると「首脳級での開催を予定しており、岸田首相が出席する方向で調整している」という。

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