(大紀元)

中国前司法相に執行猶予付き死刑判決 人権侵害に加担した過去も

吉林省長春市の中級人民法院(地裁)は22日、中国公安部副部長などを務めた傅政華・前司法部長(司法相に相当)に執行猶予2年付きの死刑判決を言い渡した。中国共産党の第20回党大会を控えるなか、指導部が粛清を通して引き締めを図ったとの見方がある。

判決文の罪名は収賄など。執行猶予2年付きの死刑判決のため、猶予期間後は無期懲役となるが、減刑や仮釈放は認められない。受け取った賄賂と全財産が没収される。

傅氏は2005年~21年まで、北京市公安局副局長、局長、公安部副部長、共産党中央政法委員会委員などを務めた。在職期間中、職務上の便宜を図るなどして1億1700万元(約1660万ドル)を超える賄賂を受け取っていた。

▶ 続きを読む
関連記事
中国株の時価総額が5月のピークから約5か月で約376兆円減少し、弱気相場に入った。AI新モデルの発表も株価を支えられず、台湾・韓国株と明暗が分かれた。消費低迷や不動産不況、企業の収益力の弱さが重荷となっている
台湾で習近平を風刺したコメディアンが、汚物をかけられた後、車ではねられ負傷。検察は中国籍の人物が45万台湾ドルで襲撃を依頼した疑いを指摘し、台湾人5人を起訴。台湾当局は中国共産党による越境弾圧を強く非難
習近平はなぜ後継者を指名しないのか。毛沢東が指名した後継者たちの失脚は、権力継承の難しさを物語る。長期政権の先に待つのは安定か、それとも権力闘争か。ポスト習近平の中国を読み解く
アルジャジーラの潜入調査で、カンボジアの中国系実業家・鄧丕兵と中国共産党当局の接点が浮上した。鄧は中共軍に広州へ呼ばれ秘密協議を行ったと証言。中国共産党当局がカンボジア政府内部の人物に内通者になるよう持ちかけたとも語った
中国共産党政権は社会保険料の徴収を強化している。国民の収入減や企業経営の悪化で生活が困窮するなか、専門家は、政府財政のひっ迫と社会保険基金の資金不足を背景に、政権が企業や市民へ経済的負担を転嫁していると指摘している