送風時に嫌な臭いがする場合は、エアコンにカビが生え、カビ臭さが空気と一緒に伝わっている可能性があります。 放置しておくと、カビが肺に吸い込まれ続け、健康被害が発生する可能性があります。では、カビが生えたエアコンはどうすればいいのでしょうか。
ライフハッカーのサイトによると、エアコンにカビが生える兆候は2つあるそうです。
(1) エアコンの吹き出し口に明らかなカビの発生がない限り、目視でカビの有無を判断することは困難です。しかし、冷房を付けたときにカビのにおいがする場合は、エアコンがカビている可能性があります。
(2)第二の兆候は、新しい呼吸器症状が現れたり、既存の症状が悪化したりした場合です。例えば、咳、喘息、息切れなどが起こり、頭痛や咽頭炎が頻繁に起こるようになります。
エアコンのカビをチェックするにはどうしたらよいか
エアコンのカビの兆候に気づいた後は、本当にカビが生えているのかどうかを確認します。 検査中はカビを吸い込まないよう、マスクを着用するとよいでしょう。
縦型のエアコンや、窓や壁に埋め込まれているエアコンは、点検前に電源を切り、ふたを開けてフィルターを取り外してください。
フィルターにカビによる汚れがあるかどうか、茶色、黒、薄緑、白、薄灰色などの色の汚れがあるかを確認します。 ない場合は、懐中電灯を点けてエアコン内にあるかどうかを確認してみるとよいでしょう。
セントラルエアコンをお使いの場合は、ご自分で分解しないでください。 ファンや換気ダクト、吹き出し口にカビが発生していないか、懐中電灯を点けて確認することができます。 必要であれば、専門の技術者を呼んで点検してもらうとよいでしょう。
エアコンにカビが生えたらどうしたらよいか
エアコンのカビを確認したら、そのまま使い続けるとカビが蔓延してしまうので、使用を中止してください。
エアコンにカビがたくさん生えている場合は、新しいものに交換するのが一番安全です。 カビがフィルターにのみ付着している場合、あまりひどい状況でなければ、フィルターを掃除するか交換して、その後も使い続けることができます。
フィルターを掃除するときは、必ずマスク、手袋、保護メガネを着用してください。 漂白剤と水を1:1で混ぜた液にフィルターを浸し、10分以上放置します。その後フィルターを水で洗い流し自然乾燥させます。
セントラルエアコンを使用している場合、カビの問題は専門の技術者を呼ばないと対処できないので、誰でも解決できる問題ではありません。
(翻訳編集:李明月)
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