10月19日、 英中部マンチェスターの中国総領事館(写真)で中国の習近平国家主席に反対する抗議活動に参加していた男性が敷地内に引きずり込まれ、暴行を受けたとされる事件について、クレバリー英外相はデモ参加者に対する扱いは「容認できない」とし一段の措置を検討していると述べた。17日撮影(2022年 ロイター/Phil Noble)

在英中国領事館のデモ参加者暴行、英外相「容認できず」

[ロンドン 19日 ロイター] – 英中部マンチェスターの中国総領事館で中国の習近平国家主席に反対する抗議活動に参加していた男性が敷地内に引きずり込まれ、暴行を受けたとされる事件について、クレバリー英外相は19日、デモ参加者に対する扱いは「容認できない」とし一段の措置を検討していると述べた。

事件は16日に発生。英政府は18日、ロンドンに駐在する中国の臨時代理大使を呼び出し、事件に関する説明を求めた。

英外相は「英国内でこうした事件が起こるのは容認できない」と述べ、抗議活動は平和的かつ合法的なものだったと指摘した。

▶ 続きを読む
関連記事
物議を醸している英ロンドンにある中共の「メガ大使館」計画が、3度目の延期となった。イギリス政府は12月2日、この計画の審査期限を来年1月20日まで延長すると発表し、国家安全保障上の懸念が一段と高まっていることを理由に挙げた
中国共産党が世界的な規模で拡張を続ける野心と、それに伴う国際安全保障上の脅威が懸念される中、多くの国々が戦略の見直しを加速させている
中国欧州連合商工会議所(EU商工会議所・中国)が1日に発表した調査で、中国共産党政権による輸出規制が欧州企業の調達戦略に影響を与え、中国依存からの分散を進める動きを促していることがわかった。影響はサプライチェーンや納期、収益にも及んでいるという
これはウクライナ戦争終結を目的とする28項目の草案に対する、ロシア指導者として初めての公式な反応である。
EU(欧州連合)のステファン・セジョルネ高官が最近、警告を発した。中国共産党(中共)が世界のレアアース供給をほ […]