これであなたも猫に好かれる飼い主に!? 猫を楽しませるコツ(2)

(続き)

遊び好き

窓の前で何時間も横になって鳥を眺めるなど、ご想像のとおり、の狩猟本能、つまり動くものが好きなのです。だから、1日に数分でも猫と遊ぶ時間を確保できれば猫は喜ぶでしょう。

猫が退屈そうに歩いているのを見ると、猫との遊びの時間を思い出すことができるかもしれません。

猫の好きな猫じゃらしで遊ぶ。 (Shutterstock)

猫には幸運なことに、市販の猫じゃらしなどのおもちゃが何百とあり、そのほとんどが安価なものです。猫と遊ぶには、猫じゃらしなどの猫専用のおもちゃを買ってあげましょう。

解体本能

猫は犬ほど家を壊したりはしませんが、特に元気な時はいろいろと引っ掻いたり(物を動かしたり)します。そのため、お気に入りの家具などが壊れることがよくあります。

キャットタワーなどを置くと、猫がストレスなく遊ぶことができます (Shutterstock)

猫にとって引っ掻くことは本能であるため、キャットタワーや爪とぎを置くと、十分な運動とリラックスを得ることができます。

互いの視線を読み合う

猫の欲求信号は通常、複雑で行ったり来たりを繰り返し、人間には簡単に無視されてしまいます。しかし、猫の行動学者は、猫は人と特別なアイコンタクトをとることができると考えています。 猫にゆっくりと持続的に瞬きすることで、愛情を示すことができ、猫も愛されている、心地よい、安心するといった感覚を得ることができます。

隣に柔らかい毛布を置いたり、猫が好きな物を置いておくと、猫が主動的に近づいてきます。 (Shutterstock)

抱っこを求める

猫は餌をねだるだけの「独自行動者」ではなく、時には抱っこされるのも好きですが、警戒心が強いので、唐突にしたり、無理にするのはNGです。

ソファの上に柔らかい毛布を置いたり、猫が好きなものを置いたりすると、猫はリラックスして寝転がるようになります。
しかし、ほとんどの猫は、あまり長い時間抱っこされるのを嫌がります。

猫があなたにニャーニャーと鳴き、顎をこすりつけてきたら、間違いなく撫でてほしいと思っています。 (Shutterstock)

猫を撫でる

良い飼い主として、猫の体信号に気を配る必要があります。 もしあなたの猫があなたにニャーと鳴き、あなたにあごをこすりつけたら、それは間違いなくあなたに撫でてほしいのです。 忙しくても、優しく撫でてあげてください。

また、タイミングやコツ、特に猫にとって至高の部位を見つけることができれば、猫はとても満足し、喜んでくれるでしょう。 まずは、手であごをやさしくかいてあげ、特に下顎と頭蓋骨の結合部の部位は猫が好む場所です。すると猫は手足を伸ばし、とてもリラックスした表情を見せ、もっと撫でることを求めてきます。

注意するのは、猫がお腹を見せたときです。必ずしもお腹を撫でろと誘っているわけではない場合があります。

また、犬が尻尾を振るのは喜びを表現していますが、猫の場合は違います。 猫が尻尾を強く振っているときは、逆に「怒っている」ことが多いので、このときは撫でるのをやめるとよいでしょう。

手入れ

猫の舌や鋭い歯、肉厚のある足など、すべてが立派な手入れ道具です。成猫は起きている時間の約半分を手入れに費やしています。

猫が手入れに多くの時間を費やすのは、皮膚や被毛の汚れを落とすため、そして健康を維持するためです。定期的な手入れは、猫の皮膚や被毛から分泌される天然のオイルを分散させ、被毛を健康でつややかでしっとりとした状態に保ちます。

猫は、ストレスを軽減して落ち着くため、あるいは他の猫との絆を深めるために、自分で毛づくろいをしたり、猫同士で毛づくろいをしたりします。 専用のブラシで愛猫をブラッシングしてあげると絆が深まりますよ。

猫の愛情表現

どんなに飄々とした猫でも、飼い主からの愛情や関心、仲間を渇望しています。しかし、短期間で信頼を得るのは難しいものです。

あなたの足や手に頭や頬をこすりつけたり、踏んだり、手をなめたり、あなたの隣で寝たり、鳴いたり、お尻を顔につけたり…愛猫がこんなことをしてきたら、それは「大好き」という意味です。

これで猫を喜ばせる下調べはバッチリ!猫の小さな思いを理解し、猫を優しく撫でてあげましょう。ただし 適切なタイミングや方法ですることを忘れないでください。

(翻訳編集:李明月)