中国 警察も周囲も総出で猫に説得作戦

中国で珍事件 サービスエリアでまさかの締め出し 犯人は愛猫

2026/02/25 更新: 2026/02/25

旧正月(2026は2月17日スタート 15日間)の帰省シーズン。中国の高速道路は大渋滞――のはずが、ある男性は車の外でぽつんと立ち尽くしていた。理由はシンプルだが情けない。車内に残した愛猫に、締め出されてしまったのである。

「事件」が起きたのは、2月12日、江西省の高速道路サービスエリア。

男性がトイレ休憩のために車を降りたその瞬間、車内をうろうろしていた猫が前足でポチッ。無情にも「カチャリ」という音が響いた。

ドアは完全ロック。
鍵もスマホも、しっかり車内に置いたまま。

ガラス越しに目が合う一人と一匹。
外「……開けて?」
中「にゃ?」

駆けつけた警察も“説得”に挑戦するが、猫は完全スルー。
周囲からは「ボタンの方へ誘導して!」と熱心なアドバイスが飛ぶ。

飼い主の男性もガラス越しに必死のジェスチャー。
「そこ! そこ踏んで!」

修理業者に電話しようとした、その瞬間。
幸いにも、猫が気まぐれに歩き回り、再びボタンをポチッ。

カチャリ。
開いた。

「事件」がネットに投稿されると、コメント欄は大盛り上がり。

「結局、犯人が自分で解決してるじゃん」
「犯人がそのままヒーローになった」
「猫:まず事件を起こす。次に救う。これがスター戦略」
「猫:恩は自分で作るものです」
「猫:ヒーローになるには、まず事件を起こすのよ」

――もはや猫は策士である。

一方で、「これは心臓に悪い」
「鍵が車内とか、想像しただけでゾッとする」
「真冬や真夏じゃなくて本当によかった」

と、締め出された運転手を思いやる声も。

さらに、「だから鍵は必ずポケットに入れろとあれほど…」なぜか人生訓まで飛び出す展開に。

もちろん、「走行中に足元に入り込んだら危険」「ペットはケージに入れるべき」と冷静な指摘もあった。

笑い話で終わったが、ほんの少し状況が違えば大騒動になっていたかもしれない。
何より、無事にドアが開いて本当によかった。

帰省シーズン、渋滞より怖いのは、車内の自由気ままな小さな「同乗者」かもしれない。

李凌
中国出身で、日本に帰化したエポックタイムズ記者。中国関連報道を担当。大学で経済学を専攻し、中国社会・経済・人権問題を中心に取材・執筆を行う。真実と伝統を大切に、中国の真実の姿を、ありのままに、わかりやすく伝えます!
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