中国の大手自動車情報サイト「汽車之家」が、突如として各SNSで「フォロー不可」となり、活動が大きく制限されている状態となっている。理由は明らかにされておらず、ネット上では疑問と不信が広がっている。
対象となったのは微博や動画アプリなど複数の公式アカウントで、いずれも2026年1月上旬を最後に更新が止まっている。各プラットフォームは「規約違反」などと説明するのみで、具体的な違反内容は示していない。
3月24日には「汽車之家」側も「まもなく正常に戻る」と説明したが、具体的な時期や理由には触れなかった。その後も27日時点で制限は続いている。
ネット上では、同社が複数の車種で自動運転機能の比較テストを行ったことが原因ではないかとの見方が出ている。このテストでは、ある国産EVが走行中に車軸が破損したとされる情報が拡散された。
ただし「汽車之家」は、このテスト動画について自社制作ではないと否定している。
背景として、当局の規制強化も指摘されている。2026年1月、中国共産党(中共)当局は自動車分野の情報発信に対する取り締まりを発表し、比較テストなどで「偏った評価を広めた」として「汽車之家」などのサイトを問題視していた。
ネット上では「問題を指摘すると発信できなくなるのか」「評価できない商品は信用できない」といった怒りや不信の声が相次いでいる。また「取り締まりは業界の健全化ではなく、一部企業を守るためではないか」といった見方も出ている。
何が問題だったのか、なぜ説明がないのか。情報が示されないまま、疑問だけが残っている。

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