松野官房長官は北朝鮮が核兵器の小型化を実現したと述べた。写真はイメージ (Photo by ANTHONY WALLACE/AFP via Getty Images)

北朝鮮、弾道ミサイル搭載用の核兵器の小型化を実現 日本も射程

松野官房長官は27日午後の記者会見で、北朝鮮は日本を射程に収める弾道ミサイルに搭載する核兵器の小型化をすでに実現していると述べた。

松野氏は、北朝鮮が「核実験を通じ、核兵器の一層の小型化を追求するとの指摘があることは承知している」としたうえで、個々の情報について回答を控えた。また、今後も「核実験を含め、更なる挑発行為に出る可能性はある」と述べた。

北朝鮮は今年、異例のペースでミサイル発射実験を行っており、核実験を準備しているとの見方もある。こうしたなか、26日には日米韓の北朝鮮問題次官が都内で協議を行った。三者は共同記者会見で、核実験に踏み切った場合には「比類ない規模の対応が必要になる」と述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
中共軍の無人機2機が10月19日、沖縄本島と宮古島の間を通過した。同区間の無人機通過の公表は今年度初。16~18日には艦艇7隻も通航し、20日も有人機の飛行が相次いだ。小泉防衛相は無人機への対応の必要性を強調した
2026年度上半期の空自の緊急発進は442回で、前年同期比約67%増。中共機への対応が285回と最多を占める一方、ロシア機への対応は152回と約2.6倍に増えた。北部・西部でも対応が大幅に増加した
防衛省統合幕僚監部は10月14日、中共海軍の空母「遼寧」を含む艦艇計4隻が沖縄本島と宮古島の間を通過し、太平洋へ進出したと発表。石垣島の南約250キロの海域で「遼寧」から艦載戦闘機が発着艦する様子も確認された
小泉防衛相は10月14日の衆院予算委で、中共政府の「新型軍国主義」言説に「核兵器も戦略爆撃機も持っていない国に対し、いずれも持つ国がそう主張する」と指摘。中共政府の言説に「共感する国がいるのか」と疑問を呈した
小泉防衛相は10月13日の閣議後記者会見で、北朝鮮による弾道ミサイル発射の増加や、中国の軍事力増強、ロシアと中国の軍事連携の動きなどを挙げ、日本を取り巻く安全保障環境が「戦後最も厳しく複雑」になっているとの認識を示した。