日米首脳、地政学的な緊張高まる中で同盟の強化を確認
[東京 13日 ロイター] – 岸田文雄首相とバイデン米大統領は13日、訪問先のカンボジアで会談し、地政学的な緊張が高まる中、日米同盟を一段と強化することで一致した。
日本の外務省によると、両首脳はウクライナでの紛争や北朝鮮による度重なるミサイル発射、南シナ海と東シナ海における緊張について議論した。
岸田氏は会談後に記者団に対し、安全保障環境が厳しさを増す中、日米同盟の抑止力と対処力を強化することで一致したと述べた。また、力による一方的な現状変更の試みや、ロシアによる核の脅しを容認できないことを確認したとも述べた。
両首脳は会談後、韓国の尹錫悦大統領と3者会談を行い、北朝鮮の脅威についても協議した。
日米は中国の影響力拡大を巡っても懸念を共有している。
関連記事
昭恵さんが訪米し、トランプ夫妻との会談を実現。各界から感謝の声が寄せられる中、トランプ氏は石破首相との会談を打診しました。
岩屋毅外相が24~26日の日程で中国訪問を検討中。日本産水産物の輸入再開や在中日本人の安全確保などを議題に、王毅外相と会談予定。中共との対話では成果が見えにくい課題も多い。
「安倍昭恵さん(安倍元首相の未亡人)がマー・ア・ラゴを訪れ、ドナルド・トランプ氏とメラニア夫人との夕食に出席された際に、お会いして敬意を表することができたのは光栄でした。日本の皆様に心よりお悔やみ申し上げます」とマスク氏は自身のXアカウントで綴った。
トランプ次期大統領は16日、石破茂首相に「会いたいと思っている」と述べ、就任式前に会談を行うことに前向き。また、日本について「非常に重要」だと語った。
トランプ次期大統領は、実業家ジョージ・グラス氏を次期駐日大使に指名した。グラス氏は過去に駐ポルトガル大使を務め、中国に対する強硬な姿勢で知られている。この人事は日米関係と対中政策に影響を与える可能性があり、特に日中間の緊張が予想される。