11月15日、米中間選挙で共和党が上院の過半数を獲得できなかったことを受けて、リック・スコット上院議員(写真)は、院内総務に立候補する考えを明らかにした。米議会議事堂で9月撮影(2022年 ロイター/Elizabeth Frantz)

米上院共和党院内総務、スコット氏が出馬へ マコネル氏と対決

[ワシントン 15日 ロイター] – 米中間選挙で共和党が上院の過半数を獲得できなかったことを受けて、リック・スコット上院議員は15日、院内総務に立候補する考えを明らかにした。

トランプ前大統領はマコネル院内総務の退陣を繰り返し求めている。

上院共和党は16日に執行部選出の投票を行う予定。スコット氏の広報担当者によると、同氏は15日の昼食会で共和党議員にマコネル氏に挑むと表明した。

スコット氏は議員に書簡を送り「上院共和党はこれまでよりもはるかに大胆かつ毅然とした態度で臨むべき時だと考える。何に反対するかだけでなく、何を支持するかもを表明しなければならない」と訴えた。

スコット氏ら一部の共和党議員は、上院の議席を確定する12月6日の南部ジョージア州の決選投票が終わるまで執行部の選出を行うべきではないと主張している。

マコネル氏は記者に対し、共和党は執行部の選出を遅らせることができるが、その場合でも自身が上院共和党トップに再選されるだろうと述べた。

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