2020年7月20日、米国食品医薬品局(FDA)の看板 (Sarah Silbiger/Getty Images)

新型コロナ治療薬使用禁止は「ただの勧告だった」= 米国食品医薬品局

新型コロナ治療薬にイベルメクチンの服用を「やめる」よう指示した米国食品医薬品局(FDA)の行為は「医療行為を行う能力を違法に妨害」するものだとして、3人の米医師がテキサス州の連邦地裁に申し立てた問題で1日、FDA側は「単なる勧告に過ぎない」と主張した。

ポール・マリク医師などは6月、寄生虫病薬「イベルメクチン」の新型コロナウイルス治療薬としての有効性が複数の研究で示されているにもかかわらず、FDAが文書やツイッターなどを通して使用を停止するよう呼びかけていたことは「その権限を逸脱」する行為だと提訴していた。

FDAの代理人を務めるアイザック・ベルファー氏はこれに対し「引用された文章は指示でも強制でもない。推奨であった」と反論した。「新型コロナウイルスを治療するためにイベルメクチンを服用してはならない理由を述べたが、禁止・違法であるとか、医師がイベルメクチンを処方してはいけないとは言っていない」と強調した。

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