代替療法でも癌を完治できる!?有機野菜やフルーツを食べる【ゲルソン療法】(4)
(続き)
砂糖はがんを誘発するという話を聞いたことがありますか?
多くの研究により、がん細胞がブドウ糖に依存し、急速に増殖・拡大することが確認されています。
これは、インスリンやブドウ糖のアンバランスまたは炎症に起因すると言われています。
ある研究によれば、よく甘い飲み物を摂取する人は、がんの発症リスクが58%増加することがわかりました。
また別の研究では、人工甘味料(特にアスパルテーム)とがんのリスク増加との間に関連性があることがわかりました。
アスパルテームは、ダイエットソーダ、カロリーゼロの甘味料、一部のチューインガム、シリアル、ゼリー、その他さまざまな無糖製品によく含まれています。
より自然な甘味料であるスクラロースを選ぶ企業もありますが、これは砂糖の600倍の甘さがあるとはいえ、改良された加工砂糖と見なされています。
スクラロースは腸の粘膜を傷つけ、腸内の有益な細菌を破壊し、炎症、糖尿病、そしてがんの原因になる可能性があります。
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自動販売機の甘い清涼飲料、コンビニのアイスキャンディ、白砂糖をふんだんにつかった加工食品―。今日、私たちのまわりには、大量に糖質を含んだ食べものが、簡単に手に入る。砂糖中毒になると、止めるのが難しい。自然医学と臨床栄養学の医師ジョシュ・アレックス氏が、「砂糖断ち」のための5つのステップを伝えている。それは、良質なタンパク質、脂肪、繊維質、発酵食品、酸味のある食べものを多くとること。
10月27日、医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン(New England Journal of Medicine)」サイトに掲載された研究報告で、子どもの片頭痛治療に疑似薬(プラシーボ)の砂糖錠剤が常用される2種類の頭痛薬と同様の効果があると発表された。
歯に悪いし、健康にも良くない…と聞いて、砂糖断ちに挑戦中の記者。自称「スイーツ・ジャンキー」で、毎日おやつが欠かせなかったのですが、やめてみると胃腸がすっきりしてきました。学習ビデオを制作するTED-EDのアニメーション動画「砂糖はどのようにして脳に影響を与えるのか」(How sugar affects the brain)は、砂糖の弊害について分かりやすく説明しています。
糖尿病が重篤になった場合、その合併症によって死に至るケースもあるので十分な注意が必要だ。世界保健機関(WHO)2021年の報告によると、全世界では17人に1人が糖尿病を患っているという
2008年あたりから以降、砂糖の消費量がどんどん減っていると言われます。もちろん、糖分の過剰摂取による健康への悪影響について、以前よりも理解が深まったことが今の「断糖」や「減糖」の流れを後押ししているのかもしれません。