「イブプロフェン輸出大国」にもかかわらず 中国では深刻な薬不足
中国政府が「ゼロコロナ政策」を打ち切ってから、約2週間が過ぎた。現在、各地で感染が急拡大中で、北京などの大都市では病院の発熱外来に患者が殺到して、病院も火葬場も多忙を極める状態である。
深刻な医薬品不足で薬が買えない市民が多く、一部の薬は通常の18倍まで価格が高騰している。
中国は言わずと知れた製薬大国だ。鎮痛剤・イブプロフェンは、世界の生産能力の3分の1を占めている。しかし、イブプロフェンの輸出大国である中国の国民ですら入手するのに苦労している。薬を求める市民らは薬局だけでなく、製薬工場の門前にまで直接並ぶようになり、長蛇の列を捉えた動画などがネット上に流れている。
関連記事
英国原子力公社のトップは、中国共産党(中共)と西側諸国の競争が、核融合エネルギーの開発という新たな領域に広がっていると警告した。
クリスマス商戦が近づく中、米国の小売業者は商品の確保を急いでいる。中国は世界最大の玩具生産国で、米国市場で販売される玩具の大部分を製造している
習近平はなぜ後継者を指名しないのか。毛沢東が指名した後継者たちの失脚は、権力継承の難しさを物語る。長期政権の先に待つのは安定か、それとも権力闘争か。ポスト習近平の中国を読み解く
中国共産党大使の「武力を用いれば簡単に勝てる」との趣旨の発言に、フィリピンのマルコス大統領が「脅しに近い」と不快感を表明。南シナ海を巡る中比の対立が、外交の場でも深まっている。
アルジャジーラの潜入調査で、カンボジアの中国系実業家・鄧丕兵と中国共産党当局の接点が浮上した。鄧は中共軍に広州へ呼ばれ秘密協議を行ったと証言。中国共産党当局がカンボジア政府内部の人物に内通者になるよう持ちかけたとも語った