原発処理水放出「春から夏ごろ」、政府が具体的時期示す
[東京 13日 ロイター] – 政府は13日に開催した関係閣僚会議で、東京電力福島第1原子力発電所にたまる処理水の海洋放出の時期について「春から夏ごろを見込む」と示した。松野博一官房長官は閣議後会見で「政府全体で全力を挙げて安全性の確保と風評対策の徹底に取り組んでいく」と述べた。
21年4月に政府が決めた処理水の処分に関する基本方針では、「今後2年程度後」に海洋放出を開始することをめどに具体的な放出設備の設置などの準備を進めるとしていた。
放出のための設備工事の完了や原子力規制委員会の検査、処理水放出前に実施する方向の国際原子力機関(IAEA)の包括的な報告書の公表などを踏まえて時期を算出。これまでに、安全性の確保や風評対策を実施し、全国で処分の必要性や安全性について理解を広げる取り組みが進展したとして、放出時期を具体的に示した。
関連記事
激動の中東情勢やサプライチェーンの危機に対し、高市総理がG7サミットで共同備蓄連携を提案し合意を形成。英仏独伊やトランプ米大統領、欧州の「準同盟国」との多層的な連携で挑む高市外交の全貌を解説
高市首相が仏紙『ル・フィガロ』に寄稿。G7エヴィアン・サミットに際し、中東情勢を受けたエネルギー安保対策や、AI時代に対応する新FOIPでの日仏連携、宇宙等の産業協力を強化する決意を示した
小泉進次郎防衛相は、中共が公表する国防予算の正確性と透明性に疑問を呈した。中共が日本を「新たな軍国主義」と非難するなか、東京の対中姿勢が注目されている
G7サミットに出席中の高市総理は16日、トランプ米大統領と懇談した。米イラン間の覚書合意への歓迎のほか、日米関税合意の着実な実施、中国を含むインド太平洋情勢を巡る緊密な意思疎通の継続を確認した
G7エビアン・サミットが閉幕した。内閣総理大臣として初めてG7サミットに出席した高市早苗首相は、経済成長からAI、欧州との安全保障連携に至るまで、多岐にわたる分野で日本の存在感を示した