1月30日、ジョンソン元英国首相は、ロシアのウクライナ侵攻開始前に行ったプーチン大統領との電話会談で「あなたを傷つけたくないが、ミサイルなら1分で済む」という脅迫を受けたと述べた。2022年8月、キーウで撮影(2023年 ロイター/Gleb Garanich)

「ミサイルなら1分で済む」、プーチン氏が侵攻前に脅し=元英首相

[ロンドン 30日 ロイター] – ジョンソン元英国首相は、ロシアのウクライナ侵攻開始前に行ったプーチン大統領との電話会談で、「あなたを傷つけたくないが、ミサイルなら1分で済む」という脅迫を受けたと述べた。

ジョンソン氏はBBCのドキュメンタリー番組で、ウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟の見通しについてプーチン氏から尋ねられ、「しばらくは」ないと返答したと説明。

それに対し、プーチン氏がミサイル攻撃で脅迫する発言があったと明かした。電話会談はジョンソン氏が昨年2月にキーウ(キエフ)を訪問した後に行われたという。

ロシア大統領府のペスコフ報道官は、ジョンソン氏の発言は真実ではなく、「より正確にはうそ」だと記者団に語った。

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