中国「一帯一路」は恐るべき罠 狙った相手を債務で従属国にする
中国が主導する広域経済圏「一帯一路」。この計画は、2013年9月に中国共産党の習近平総書記がカザフスタンのナザルバエフ大学で行った演説で「シルクロード経済ベルト」の構想を提案したことに始まる。
以来、約10年が過ぎようとしているが、中国が進める「一帯一路」は、アジアやアフリカの多くの国を「恐るべき債務の罠」に陥れてきた。
アフリカ東部の国ケニアは、2014年に中国と締結した事業であるモンバサ・ナイロビ標準軌鉄道(SGR)を2017年5月に開業させた。
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