米印、モディ首相の年内ホワイトハウス訪問に向け協議=関係筋
[ワシントン 3日 ロイター] – 米国とインド両政府が、モディ首相によるホワイトハウスの年内訪問に向け協議をしていることが分かった。協議について知る米当局者のほか、説明を受けた別の関係者が明らかにした。日程は詰められていないという。
バイデン大統領は中国などとの関係が冷え込む中、自由主義陣営が勝利するためとして世界最大の民主主義国家インドとの関係強化を積極的に模索している。
ホワイトハウスと在ワシントンのインド大使館はともにコメントを控えた。
モディ首相の訪米を巡る協議は先日、インドのドバル国家安全保障補佐官がワシントンでサリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)、ブリンケン米国務長官と会談する中で本格化した。会談の中で米印は、軍事装備や半導体、人工知能(AI)の分野における関係強化に向けたパートナーシップを構築した。
米国は、インドがロシアとの軍事演習に参加したり、ウクライナ戦争の主要な資金源となっているロシア産原油の輸入を拡大していることにいら立ちを表明。ウクライナ侵攻に対するロシアへの制裁強化をインド政府に求めている。
バイデン氏は9月、インドが議長国を務める20カ国・地域(G20)首脳会議に出席するためニューデリーを訪れる予定。
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