北朝鮮は戦争抑止へ核攻撃の備えを、米韓に対抗=金総書記
[ソウル 20日 ロイター] – 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は、戦争を抑止するため、北朝鮮はいつでも核攻撃が可能な態勢にあるべきだと述べ、米韓が米国の核能力を含めて合同軍事演習を拡大していると非難した。国営の朝鮮中央通信(KCNA)が20日に伝えた。
報道によると、北朝鮮は米韓に対する強い警告を発するため「戦争抑止力と核反撃能力」の強化を目的とした演習を18─19日に実施した。
KCNAは、この演習では戦術核攻撃のシナリオの下、模擬核弾頭を搭載した弾道ミサイルが800キロ飛行し、高度800メートルの標的に命中したとしている。
関連記事
国連安保理で北朝鮮の核・ミサイル問題を話し合う会合が開かれた。ロシアの反対で国連の監視が難しくなる中、日本は新たな枠組み「多国間制裁監視チーム」で各国と協力し、制裁の抜け穴を防ぐ方針だ
韓国の鄭東泳(チョン・ドンヨン)統一部長官が先日、国会で北朝鮮の核施設について公開発言し、機密漏洩をめぐる論争に発展した。これを受け、米国はソウルへの北朝鮮核施設に関する衛星情報の提供を制限した。
韓国検察は4月24日、尹錫悦前大統領が北朝鮮の首都・平壌上空にドローンを飛行させるよう命じ、その後の戒厳令発令の口実づくりを図った疑いがあるとして、懲役30年を求刑
韓国高官の発言が波紋を呼び、米国が対韓情報提供を一部停止。これまで日量約100ページ規模で共有していた北朝鮮に関する情報が止まり、両国の安全保障協力に影響が出ると懸念している
「極めて深刻な水準」──IAEAが強い危機感を示す北朝鮮の核兵器製造能力。すでに数十発の核弾頭を保有し、寧辺では新たなウラン濃縮施設が完成したとの分析も明らかに