(Photo by Feng Li/Getty Images)

漁夫の利を得て喜ぶ習近平と中国の子分になるプーチン大統領

プーチン大統領はウクライナに侵攻して勝利を得るはずだった。実際にウクライナに侵攻するとロシア軍は勝利を得られないし損害を増加させるだけ。さらにロシアの脅威を認識したフィンランドとスウェーデンにNATO加盟を決意させる。欧米はロシアを脅威と見なしてウクライナへの軍事支援を拡大しウクライナ軍は強化されている。

ロシア空軍はアメリカの無人偵察機を墜落させ武威を示すが逆効果になった。アメリカによるロシアに対する外交と軍事は強化されるだけ。そんな時にプーチン大統領はベラルーシに戦術核を配備することを公言した。プーチン大統領は欧米によるウクライナ支援に対する恫喝だったが状況は好転しない。アメリカはロシアの新START履行停止に対抗してロシアへの核情報提供を停止。更にフィンランドのNATO加盟が確定する。

 

▶ 続きを読む
関連記事
米中首脳会談は中国優勢との見方を覆し、米国の圧倒的勝利と分析。OpenAIの暴走騒動や米中AI開発競争の激化、米「AI軍」創設宣言が力関係を一変させ、中国を交渉の場へ追い込んだ舞台裏に迫る
中国共産党では第21回党大会に向けた人事が動き始めている。高級幹部の高齢化と世代の断層を背景に、1970年代生まれの幹部が中央委員会にどこまで進出するのか。習近平体制の人事と有力候補を分析
聖書の「バベルの塔」の物語を手がかりに、AI開発競争を考察。技術や資本の集中、共通基盤への依存、競争から取り残されることへの懸念など、現代のAI開発と物語に共通する構図を探る
習近平の訪米に合わせ、ワシントンで中国の民主活動家や香港人、台湾人、チベット人、ウイグル人らが大規模な抗議を実施。若い世代の参加や団体間の連携、越境弾圧への反発など、海外抗議運動の変化を読み解く
国家は永遠ではなくとも、先人から受け継いだ伝統文化や祈りを次代へ手渡す責務は残る。東西の古典や思想を手がかりに、国家崇拝や排外主義に陥らない健全な祖国愛のあり方と、私たちが果たすべき務めを静かに問い直す論考