4月2日、台湾の蔡英文総統(写真左)は、訪問先の中米グアテマラで、双方の協力関係を強化すると表明した。写真右はグアテマラのジャマテイ大統領。グアテマラシティで3月撮影(2023年 ロイター/Luis Echeverria)

台湾、グアテマラとの関係強化表明 ホンジュラス断交後

[グアテマラ市 2日 ロイター] – 台湾の蔡英文総統は2日、訪問先の中米グアテマラで、双方の協力関係を強化すると表明した。

グアテマラは台湾と外交関係を持つ13カ国の一つ。1週間前にはホンジュラスが台湾と断交し、中国と国交を樹立した。

蔡氏はグアテマラの農村部近代化に関する400万ドルの協定に署名。協力関係を促進・強化すると約束した。

台湾の資金援助で建設された病院を視察し、「台湾とグアテマラは今後互いに結束を示し、確固たる目的、連帯感、相互利益に基づいて、あらゆる可能な分野で協力を深めていく」と述べた。

グアテマラのジャマテイ大統領は、蔡氏の訪問に謝意を示し「友好の絆を深めた今回の訪問はわれわれの心に残るだろう」と語った。

蔡氏は2日、3日間のグアテマラ訪問を終え、次の訪問先ベリーズに向かった。

*カテゴリーを追加して再送します。

関連記事
米国政府が世界各国のLGBT関連運動に多額の資金提供をしていたことが、エポックタイムズの調査で明らかになった。その額は過去3年間で41億ドルに上る。
最近、バルト海にある二本の重要な海底ケーブルが損壊し、ドイツ、スウェーデン、フィンランド、リトアニアの四か国が […]
米国議会は中国の最恵国待遇の取り消しを提案。AI技術競争において優位を目指す「AIマンハッタン計画」も始動。中国経済への影響が注目される
トランプ次期大統領は緊急事態宣言を準備し、不法移民の強制送還計画を発表した。計画では特に中国籍の兵役年齢の男性を優先している
米司法省は最近、IR事業をめぐり日本の政府関係者に賄賂を渡すよう指示して、中国企業のCEOを海外腐敗行為防止法違反の容疑で起訴した。