中国・成都の住民衝突で負傷者 専門家「社会不安定への危険信号」
中国四川省・成都市では4月初旬、集合住宅に住む住民同士のトラブルが大規模な衝突に発展した。中国における不動産開発の問題点と、政府当局の不作為が改めて浮き彫りとなった。専門家は、高圧的なゼロコロナ政策の「後遺症」によって社会が不安定化しており、今回の事件は民衆の不満を示す象徴的な出来事だと指摘した。
住民同士の衝突が起こったのは四川省の成都市にある住宅街の一角。マンションの間に建てられた鉄の柵(さく)をめぐって、建築推進派の住民と反対派の住民が激しくぶつかり合った。
インターネットにアップロードされた現場の映像からは、反対派の住民が鉄の柵を押し倒そうとするなか、鉄の柵を倒されまいと押さえる推進派の住民の姿が確認できる。双方の攻防はしばらく続き、最終的には鉄の柵は反対派の住民に押し倒された。
関連記事
中国の著名大学に所属する生命科学分野の学者らに、論文不正疑惑が浮上している。中国科学院の元博士課程学生は、研究成果の収奪や論文署名をめぐる学術界の実態を証言した
最初は「8人死亡」その後「90人死亡」そして最終発表は「82人死亡」。中国・山西省の炭鉱爆発事故をめぐり、変化する中共当局発表の死者数に疑念の声が広がっている。
スターバックス中国は400店舗超でアパレル販売を開始。Tシャツやジャケットを展開し、ミニプログラム注文(アプリを別途インストールせず、WeChat 内で完結する公式オンラインストア)・店頭受取方式を採用。本業逸脱との声も上がっている
中国河南省で、水道水との関連が疑われる体調不良が相次いでいる。現地住民が投稿した動画では、濁った水道水や、病院に押し寄せる患者の様子が映されている。原因は21日時点で公表されていない
福建省のヤマモモ薬液漬け問題。警察は5人を刑事拘留したが、現地では毎日500キロ以上を全国へ出荷していた。長年放置された実態に、当局対応は「形だけ」との批判が広がっている