(Angela Weiss/AFP via Getty Images)

米ファイザー社 オミクロン対応ワクチンを初回から接種できるよう厚労省に申請

米国の製薬大手ファイザーが、オミクロン対応の新型コロナワクチンを生後6か月から大人まで1回目の接種から使用できるよう厚生労働省に申請した。日テレNEWSが報道した。

オミクロン対応ワクチンは2価ワクチンと呼ばれ、新型コロナウイルスの従来株とオミクロン株BA.4、BA.5に対応している。ファイザー社によると、日本においてオミクロン対応の新型コロナワクチンは、現時点で、5歳以上の追加接種にしか使用できず、初回接種として接種しないことになっている。

厚生労働省によると、オミクロン株対応2価ワクチンは、現時点で追加接種としてのみ臨床試験、薬事承認がなされている。またファイザー社製の小児用オミクロン株対応2価ワクチンについては、令和5年2月28日薬事承認され、3月8日から接種が開始されている。

ファイザーはこれを5歳以上の初回接種からも使用できるようにし、また生後6か月から4歳までの初回接種と追加接種でも使用できるよう承認の一部変更を厚生労働省に申請した。

mRNA新型コロナウイルスワクチンについては、世界で接種後に副反応による健康被害が報告されている。

心臓病専門医であるピーター・マッカロー博士とアッセム・マルホトラ博士は、THE EPOCH TIMESの番組「米国思想リーダー」に出演し、「多くの患者がmRNAワクチンによって心臓への広範な傷害を含む損傷を受けている」と指摘し、「mRNA新型コロナウイルスワクチンが、効能よりも害を人々にもたらしていると述べている。

またWHO(世界保健機関)は、新型コロナウイルスワクチンの接種指針を改定し、健康な成人や子どもには定期的な追加接種を「推奨しない」としている。

一方、厚生労働省は5月には高齢者に新型コロナウイルスワクチンの無料接種を始めようとしている。

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