オランダの情報機関は最新の報告書のなかで、違法に先端技術を入手しようとする中国は経済安全保障上の最大の脅威だと指摘した。写真は記者会見に臨む情報保安局(MIVD)のヤン・スウィレンス局長(左)と総合情報保安局(AIVD)のエリック・アーカーブーム局長。(Koen van Weel/ANP/AFP via Getty Images)

オランダ情報機関「中露は最大の脅威」 半導体の輸出規制も

中国共産党のスパイ工作が欧米諸国で摘発されるなか、オランダの情報機関・総合情報保安局(AIVD)は17日に報告書を発表し、違法に先端技術を入手しようと試みる中国は経済安全保障上の最大の脅威だと指摘した。

総合情報保安局は「商業スパイと秘密投資等の脅威に関する年次評価」と題する報告書のなかで、「オランダは中国を主要な貿易相手国と見ているが、中国は企業買収、学術協力、違法な(デジタル)スパイ活動などを通じてオランダのハイテク企業から技術を得ようとしている」と指摘した。

中国企業は中国政府や軍との関わりを隠蔽する傾向にあるため、オランダ側が事前に事業リスクを評価することは困難であり、時間が経つにつれ徐々にデメリットが顕在化する場合が多いという。

▶ 続きを読む
関連記事
韓国の情報当局は、これまで「キム・ジュエ」と呼ばれてきた金正恩氏の娘について、実名が「ジュヘ」である可能性の情報を把握した。後継者とみられる動きの一環として、軍関連分野への関与を示す兆候を指摘している
ロシアのバイカル湖で中国人観光客を乗せた車両が沈没し7人が死亡した事故で、中共の中央テレビは死亡者に触れず「1人救助」とのみ報道。内容に対しネット上で批判が広がっている
ミラノ冬季五輪女子シングルで金メダルを獲得した米国代表のアリサ・リュウ選手の父アーサー・リュウ氏は、新唐人の取材で「自由な環境と選択こそがチャンピオンを生む」と述べ、米国の民主・自由社会での育成が成功の鍵だったと強調した。一方、中国共産党の統制下では才能を十分に発揮できなかったとも語った
ミラノ冬季五輪で金メダルを獲得したアリサ・リウ。中国国内で彼女の父親の名前をネット検索しようとしてもできない。アリサ・リウの父親の経歴は中国共産党にとって隠しておきたい情報なのだ
米NY発の神韻芸術団は共産主義以前の中国の伝統文化を全世界の観客に披露し、絶賛の声が相次いでいる。一方、中共は神韻に対し妨害や脅迫を行っており、各国政府からはこうした中共の妨害行為に対する非難の声が上がっている。