ロシア国防省は18日、核兵器搭載が可能な戦略爆撃機2機が極東のオホーツク海とベーリング海の上空を飛行したと発表した。定例のパトロール飛行だとしている。ロシア軍機の編隊飛行、モスクワで昨年5月7日撮影。(2023年 ロイター/Maxim Shemetov)

ロ戦略爆撃機、オホーツク・ベーリング海上空をパトロール飛行

[モスクワ 18日 ロイター] – ロシア国防省は18日、核兵器搭載が可能な戦略爆撃機2機が極東のオホーツク海とベーリング海の上空を飛行したと発表した。定例のパトロール飛行だとしている。タス通信が報じた。

日本の防衛省はその後、日本海上空にいロシアの情報収集機に対応するため、航空自衛隊戦闘機を緊急発進させたと発表した。

松野博一官房長官は17日、ロシア太平洋艦隊が18日から日本が主権を主張する北方4島周辺を念頭に演習を実施することに対し、日本の立場に反し受け入れられないと抗議したと述べていた。

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