米国では経口妊娠中絶薬の使用可否をめぐって訴訟が行われている。写真はミフェプリストン (Photo illustration by Anna Moneymaker/Getty Images)

経口中絶薬、割れる米国世論 当面使用可能と最高裁

厚生労働省の薬事分科会は21日、人工妊娠中絶のための飲み薬「メフィーゴパック」の製造販売を許可した。いっぽう、妊娠中絶薬の利用が広がる米国では規制を唱える声も多く、法廷闘争は最高裁まで及んでいる。

米連邦最高裁は21日、経口中絶薬「ミフェプリストン」の使用制限を命じたテキサス州連邦地裁の判決を覆した。政府と製薬会社の訴えを認め、訴訟が継続する間は利用可能だと判じた。保守派のクラレンス・トーマス判事とサミュエル・アリト判事は反対意見を述べた。

ミフェプリストンは米食品医薬品局 (FDA)によって2000年に承認された中絶薬で、「ミソプロストール」と併用し、妊娠10週(日本では9週)までの妊婦を対象とする。

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