台湾の年次軍事演習、封鎖対抗と戦力維持が焦点に
[台北 26日 ロイター] – 台湾国防部(国防省)は26日、年次軍事演習「漢光」について、今年は台湾封鎖への対抗や軍の戦闘能力維持に重点を置くと発表した。
台湾を自国領土の一部を見なす中国は過去3年間にわたって、軍事的圧力を強めている。今月には蔡英文総統が米カリフォルニア州ロサンゼルスでマッカーシー米下院議長(共和党)と会談したことを受け、台湾周辺で精密攻撃や封鎖の訓練を行った。
台湾国防省によると、漢光は5月15─19日の机上演習と、7月24─28日の実弾演習の2部構成になり、戦闘力の「維持」と「海上阻止」に焦点を当てるという。
民間空港の利用や航空資産の分散、地上部隊の偽装方法なども含まれる。
また、海軍は敵や強襲揚陸艦への攻撃に向け海・空・陸の戦力を統合し、封鎖に対抗するためにシーレーンを保護するという。
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台湾は22日、年次軍事演習「漢光」を開始した。今年はシナリオを用意せず、中国の攻撃をどのように撃退するかをシミュレーションし、可能な限り実戦に近づけることを目指す。
「ヨーロッパと中東において歴史的な衝突が発生しているが、インド太平洋が依然として我々の作戦行動の中心エリアであ […]
中国軍は現地時間23日7時45分から、台湾周辺で軍事演習を開始したと発表した。東部戦区の陸海空軍兵力と、ロケット軍が参加するという。期間は24日まで。
元駐豪日本大使の山上信吾氏は22日、中国共産党の呉江浩駐日大使の発言は「日本人を殺す」と言っているに等しい重大な内容だと指摘。外相は大使を呼び厳重に抗議し、謝罪と発言撤回を求めるべきであり、応じない場合は国外追放もありうるとの見解を示した。