北朝鮮に対する中国共産党の外交的提案がもたらす北朝鮮核軍縮の不確実性
FORUMスタッフ
北朝鮮との外交的協力の強化を公言した中国政府の思惑はいかに。これが実際に北朝鮮政権の核・弾道兵器計画の抑制に働くか、それとも北朝鮮による兵器開発の阻止を目的とした国連安全保障理事会決議の執行を一段と弱体化させることが中国の真意かについての憶測が高まっている。
中国共産党中央委員会総書記を兼任する習近平(Xi Jinping)主席が北朝鮮の金正恩(Kim Jong-un)総書記(最高指導者)に宛てた書簡が2023年4月中旬に公開されたが、フランス通信社(Agence France-Presse)が伝えたところでは、北朝鮮の国営通信社である朝鮮中央通信(KCNA)は中国が北朝鮮政府との関係を「より深化する」ことを検討していると報道している。
関連記事
4月22日0時過ぎ、トランプ米大統領は、ホルムズ海峡の封鎖によってイランが1日当たり5億ドルの損失を被り、財政が行き詰まりつつあると明かした
中共の官製メディアは、自主開発した海底ケーブル切断装置が水深3500メートルの深海で試験に成功したと明らかにした。専門家は、この技術が台湾やグアムの戦略安全保障を脅かしかねないとして、国際的な連携強化と制裁措置の整備を訴えている
米インド太平洋軍司令官のサミュエル・パパロ氏は4月21日、台湾の頼政権が提案した追加の防衛予算に対して最大野党・国民党が難色を示している状況を念頭に、米国の台湾防衛への関心は「台湾自身の関心を上回ることはできない」と強調し、予算の早期成立を促した
中国出身の梁天瑞容疑者は、米中西部を旅行中に米軍機や空軍基地施設を無断で撮影したとして起訴された
ホルムズ海峡の緊張が続く中、中共当局は封鎖解除を強く求めている。背景には原油の大半を中東に依存する構造があり、米軍の封鎖強化で供給不安が現実味を帯びる。内需低迷も重なり、経済への打撃回避が急務となっている