広島G7サミット(主要7カ国首脳会議)が19日から21日まで開かれる。広島市の平和記念公園で献花する首脳たち (Photo by Stefan Rousseau - WPA Pool/Getty Images)

G7広島サミットで歴史的な一頁 サプライチェーン脱中国化で世界経済に構造変革の兆し

G7サミットが開かれた広島では19日、各国首脳が平和記念資料館を訪問し、初めてそろって原爆死没者慰霊碑への献花を行った。初日より歴史の一頁を飾るサミットでは、中国とロシアの脅威を念頭に議論が行われ、サプライチェーン強靭化と経済的威圧への対処で結束を示すことが期待されている。

中国問題評論家はG7諸国のこうした動きについて、「脱中国化(デチャイナイゼーション)」、すなわち中国への依存から脱却する流れだと指摘する。今回のサミットでは喫緊の課題への対策のみならず、「今後30年間の世界経済の構造を新たに方向づける」転換点になる可能性があるという。

G7広島サミットに先立ち、13日に新潟で開かれたG7財務大臣・中央銀行総裁会合の声明では、供給網の多様化を促進する新たなスキームを遅くとも今年末までに立ち上げることが記された。中国の経済的威圧への対処を念頭に、国際的な供給網の多様化を促進する狙いだ。

▶ 続きを読む
関連記事
日米首脳会談を通じ確認された日米同盟の「新たな黄金時代」を築く経済安全保障戦略の全貌に迫る
トランプ氏が「DJ」に? 高市総理へ贈った米軍楽隊の「Rusty Nail」に高市総理大感激! 伝説の熱唱エピソードが外交の舞台へ
高市早苗首相は19日(現地時間)ホワイトハウスでトランプ大統領と就任後初となる日米首脳会談を行った。会談が終わった同日深夜、米国連邦議会上院において、高市首相の訪米を歓迎し、日米同盟の重要性を再確認する決議が全会一致で採択された
日米首脳夕食会における、トランプ大統領と高市総理による歴史的スピーチの全容を紹介。「最強のバディ」としての結束や「Japan is back」の宣言など、より強固な新時代の日米同盟の幕開けを象徴する内容だ
高市早苗首相が米国を訪問し、双方はエネルギー、鉱物資源、軍事協力の分野で合意に達した。中国問題専門家、矢板明夫氏の分析する今回の会談で高市首相が3つ重要な突破を果たしたと述べている。今回の会談で高市早苗首相が成し遂げた事は何か?