韓独、軍事機密保護で協定締結へ 首脳が会談
[ソウル 21日 ロイター] – 韓国の尹錫悦大統領は21日、ドイツのショルツ首相とソウルで会談し、両国の軍事協力強化に向け、近く軍事機密の保護に関する協定を結ぶと発表した。
尹氏は会見で、世界の経済・政治が不安定化する中でのこの協定が「防衛産業サプライチェーン(供給網)の円滑な運営」に資すると語った。
韓国はロシアのウクライナ侵攻やその他の地政学的緊張の高まりで需要が高まる中、防衛産業の強化に動いている。
尹氏は会談冒頭で「韓国とドイツが今後、互恵的で未来志向の協力をさらに拡大し、欧州とアジアの平和と繁栄のために結束を強化すると期待している」と述べた。
両首脳は半導体生産での協力深化についても話し合った。
ショルツ氏は北朝鮮のミサイル発射が「朝鮮半島の依然として危険な状況」を物語っており、地域の平和と安全保障に脅威をもたらしていると指摘。ドイツは国家分断を終わらせたが、朝鮮半島の分断が根強く続いていると述べた。
関連記事
12月20日、米国務省の外交団がシリアに到着した。バッシャール・アサド政権崩壊後、ワシントン高官がダマスカスを公式訪問するのは初めてとなる。
10年前、中共は「中国製造2025」計画を掲げハイテク製造業強国を目指した。しかし現在、中共は知的財産権侵害や不公正競争の指摘を受けている。EVや高速鉄道で進展も、核心的な技術は不十分だ。
英国のフィリップソン教育相は、中国による高等教育機関への影響について警戒を呼びかけている。庶民院での議論では、中国が公的機関や企業、大学にまで浸透している実態が指摘された。
12月16日、英豪閣僚級会議がロンドンで開催され、中共のスパイ浸透対策が主要議題となった。英国外相は中共スパイの楊騰波の入国拒否を支持し、豪州外相は複雑な国際情勢を指摘。英国の外国影響力登録制度の施行は延期され、中共の指定級が注目されている。
インド政府は、中国からの安価な鉄鋼輸入を抑えるため、最大25%の関税(セーフガード)の導入を検討している。この […]