北大西洋条約機構(NATO)高官は2日、シンガポールで始まったアジア安全保障会議(シャングリラ会合)で、中国は世界的な大国として透明性を向上させる責任があるとし、同国に対し核兵器の増強について一段の情報開示を呼びかけた。4月4日撮影(2023年 ロイター/Johanna Geron/Pool/File Photo)

NATO高官、中国に核兵器の情報開示呼びかけ アジア安保会議

[シンガポール 2日 ロイター] – 北大西洋条約機構(NATO)高官は2日、シンガポールで始まったアジア安全保障会議(シャングリラ会合)で、中国は世界的な大国として透明性を向上させる責任があるとし、同国に対し核兵器の増強について一段の情報開示を呼びかけた。

NATOのアンガス・ラプスリー事務総長補(防衛政策・計画担当)は、中国の軍備増強の規模とペースには驚くべきものがあるとし、「世界的な大国として透明性向上に向けた責任がある」と指摘。NATOにはこの問題について中国と対話を行う用意があると述べた。

その上で、中国には軍備を近代化し拡大する権利があるとし、米英仏などの核保有国を抱えるNATOはこの地域に干渉したいのではなく、関与したいと説明。「米中対話を代替することはできないが、NATOは対話に前向きだ」と述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
トランプ米大統領はイランの核開発計画を巡るテヘランと米国の交渉が進む中、イランのハメネイ師はもっと警戒すべきとの認識を示した
パナマ最高裁は1月29日、CKハチソン・ホールディングスの子会社であるパナマ・ポーツ社が保有する運営権は違憲であるとの判断を示した。
米国とイランは6日にも交渉を行う予定だが、その直前、米海軍の空母リンカーンがイランの無人機を撃墜する事態が起きた。小規模な軍事的緊張が生じる中でも、トランプ氏は交渉は予定どおり実施すると強調している
ガラパゴスからガーナ、西フィリピン海に至るまで、中国の漁船団が権力行使の手段として用いられていることは明らかだ
豪州に影響が及んだ世界的な乳児用粉ミルクの回収について、発生源が中国・武漢のバイオテクノロジー企業に特定された。